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囲炉裏の修復

冬に向けて囲炉裏を使えるようにしたいということで、お片付けという名の解体を始めたブルース。


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囲炉裏の一角に竃が併設されていたのですが、既に壊れてしまっていたので更に壊してしまうということでした。


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竃の破片も含め、囲炉裏の中をお片付け。



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この作業は少し前の話で、
今日は火棚と呼ばれる囲炉裏の上に天井からぶら下がっている木枠を綺麗にするということで、
木枠の四隅に縛ってあった縄を解いていくブルース。



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この火棚、
囲炉裏から燃え上がる火の粉の遮蔽だったり、熱や煙の反射板だったり、ものを乾燥させたり....
という役割があるそうです。



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外した火棚を外に運んでお掃除。


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汚れを取るというよりは、こびりついた炭を落とすという感じです。



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この後、タワシで磨いて水洗いして、今日はこのまま乾燥させるそうです。



さて、この火棚を天井から吊るすのに使っていた縄。
稲藁を編んでロープ状にしたものなんだと思います。
短く見積もっても1本5mは軽くありそうなこの縄、技だなーって感動します。



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それが4本、天井からビヨーンって垂れてます。
煤で黒くなっていて見た目に交換したほうが良さ気な印象を持ちますが、
調べてみると、囲炉裏の燻しで稲藁がワイヤーのように強靭になるそうです(参考:大内正伸さんの本



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再び火棚を設置するとき、この縄を交換したほうが良いのか、表面の埃だけ拭き取ってこのまま使ったほうがいいのか、
実際、火棚を外すときに、縄を解いた際の感触も考慮しながら、お悩み中のブルースです。










by amane_yamame | 2015-11-13 16:45 | ブルースのしごと | Comments(0)

標高800mの山暮らし " 古民家あまね" の山女目線で綴る備忘録&日記です。 


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